日吉台小学校防災拠点訓練が行われました

午前8時に震度5強の地震が発災したとの想定で、午前9時から日吉台小学校防災拠点訓練が実施されました。

 

一般住民も参加しての防災訓練となり、総勢155人の方々での防災訓練になりました。

訓練は、受付で番号札と避難者カードを受け取った後、煙体験、火災報知器の点検説明を受け、避難者は4つの班(A~D)に分かれて校庭に集合しました。

安全確認者が、グランドの・体育館棟の内外・プール棟の安全確認後、米川委員長に安全確認報告をしました。

米川委員長より拠点開設宣言が行われ、吉井校長、吉谷係長(区役所)、北村消防所長、相澤港北区薬剤師会会長の挨拶の後、各訓練が開始されました。

 

分かれた4つの班ごとに、各訓練を順次実施・見学を致しました。

① アマチュア無線による本部との情報伝達訓練

② 火元をめざして消火する初期消火器訓練

③ 家庭でも応用できるごみ袋を2枚重ねての簡易トイレの組立て方、使用の仕方の訓練

④ 訓練ごとに改良を重ねてきた「まかないくん」のご飯の作り方

⑤ 新しいLED投光器の稼働訓練

⑥ 前年に続けての「下水直結式トイレ」には、興味津々で説明を熱心に聞いておりました。

  訓練は、配備された「下水直結式トイレ」に、プール棟の屋上にあるプールからポンプに接続したホースを経由して、1階の注

  水用マンホールに水を流し込み、下水道管に水を貯めました。そして500人使用したと想定して、最後に貯留弁を開けて下水道

  管に貯まった水の排水を初めて実施しました。

 

その後、体育館に移動し、体育館で使用する「プライバシーテント」「仕切りテント」「段ボール間仕切り」「段ボールベッド」等の説明・使用方法訓練をしたあと、全員でDVD「町の防災組織の取り組み」を視聴致しました。(「町の防災組織の取り組み 」は YouTubeでもご覧になれます。)

最後に、港北区役所・吉谷係長、日吉消防所・北村所長より講評の話の後、体育館出口にて食料配布訓練で訓練終了となりました。

今回はアンケートも実施し、特にプール棟に上がってプールの水を使って流す「下水直結式トイレ」の訓練の見学はよかったとの声をたくさんいただきました。またスマホで写真を撮る姿も多くみられました。収穫も多く、課題も確認できた訓練となりました。

写真をクリックしていただくと説明がでてきます